お休みとさせていただいています。
でも、明かりがついていたら仕事していますよ☆
ヘクソカズラ


茜(あかね)科。
・学名 Paederia scandens var. mairei
Paederia : ヘクソカズラ属
(または ヤイトバナ属)
scandens : よじ登る性質の
Paederia(パエデリア、ペデリア)は、ラテン語の
「paidor(悪臭)」ということばが語源。
・開花時期は、 7/10頃〜 9/15頃。
・つる状でどんどん伸びてくる。道端のフェンスなどで
夏によく見かける。
・筒状の、こげ茶色の花。
・すごい名前だが、枝や葉をもむと悪臭があるから
この名前になったらしい。(私も匂ってみましたが
それほどでもなかったです)
匂いのため、この植物を食べる虫はほとんどいない。
・秋に、茶色いパチンコ玉のような丸い実をつける。
昔は実の汁を、しもやけやあかぎれに塗っていた。
・別名 「灸花」(やいとばな)。
灸(やいと)とは”おきゅう”のこと。
花の内側の茶色い部分を、お灸をした跡に
見立てたことから。
「馬食わず(うまくわず)」
悪臭があるために(?)
馬が食べないところから。
・「かはらふぢに 延(は)ひおほとれる
屎葛(くそかづら)
絶ゆることなく 宮仕へせむ」
万葉集 高宮王(たかみやのおおきみ)
(以上インターネットから)
ギャラリーのフェンスにこのつた性の植物がからみついています。
以前、とても実がきれいだと花器に入れていたら、山登りが趣味の
御年輩の男性が
「ヘクソカズラや!(屁糞蔓)そんなん臭いですよ!」と
言われたけど、とても黒い実や茶色くなった実がすてきでした。
今、ギャラリーのトイレに挿しているのですが、今日見たら
小さな白い花が咲いていて、うれしくなりました☆
まだつぶした匂いは嗅いでいませ〜ん。